令和元年11月23日、グランデはがくれで佐賀支部総会が開催されました。
来賓として、小城高等学校から永田彰浩校長、碇剛教頭、渡辺晋一郎事務長、黄城会本部から川副副会長が出席しました。また、来賓として南川武夫福岡支部長、梅崎茂弘多久支部長、鮎川正博唐津支部長・永渕明則同副支部長、神代芳男県庁支部長参加者は180名程度で賑やかな支部総会となりました。
高校46回の碇正隆さん・村上淳子さんの司会で、物故者に対する黙祷。続いて、8月の佐賀豪雨の被災者への義援金のお願いがあって総会が始まりました。
江里口支部長あいさつでは、この1年間に佐賀維新博、令和への改元、佐賀豪雨被害、岩松会長逝去などの出来事に触れ、また、本日の総会及び懇親会の進行、協賛広告、抽選会の景品の拠出のお礼を述べ、今後更に発展させていくためには、会員のご協力と今回初めて旧制中学校・女学校卒業者の出席がなくなったこともあって若い人たちのパワーが必要になってきたと感じたとあいさつがありました。
来賓祝辞では、川副副会長から、佐賀支部総会開催のお祝いと黄城会活動へのご協力のお礼を述べ、また、高校46回の実行委員の皆さまによってすばらしい黄城会総会にしていただいたこと、高校47回の副実行委員の皆さまによって賑やかに旧交を温めることができたと報告して祝辞としました。
続いて、永田校長からは、先ほどの支部長のあいさつにもあったように、これからの黄城会・佐賀支部総会ををしっかりと担う人材を育てなければならないと感じた。
10月26日の創立120周年記念式典は、2年前から準備をしてきた。生徒・職員が参加して体操服やファーストバッグを作ってみたり、今年は女子生徒用スラックスを作って来年度から着用できるようにするなど、生徒や職員が一緒になってが参加できるような参加形の式典とした。また、120年記念のロゴマークを生徒がデザインしたりした。12月には、延期していたラモス瑠偉を呼ぶことで一連の行事を終えるが、肝心なのは、これから生徒及び職員が頑張る決意を持って一歩一歩前に進んでいくことだと思っている。また、黄城会から寄贈した、演台、花台、司会台を記念式典で披露させていただいたとお礼がありました。
更に、リクルートが発行している全国版の雑誌キャリアガイダンスに、先進的な教育活動を行っている学校3校(県立2校、私立1校)の中に小城高校の教育について紹介された。その内容は小城高校のホームページに掲載しているなど近況を報告していただきました。
来賓紹介に続いて、平成30年度会計決算報告では、まず、江里口支部長から高校20回の岸川宗一郎さんが事務局長を退任し、新事務局長として高校22回の徳久英二さんの就任を報告され、徳久英二事務局長から決算報告があり、続いて飯守豊宣監査役から監査報告を受け、決算は承認されました。
令和元年度黄城会総会のお礼では、市丸賢正事務局長から、スローガンを「歩(あゆみ)~120年の時を超え、新たなる歴史のはじまり~」と掲げ、先輩方が築いたこれまでの歩みを受け継ぎ、後輩たちに広げることができました。併せて、120週年の記念すべき年の総会を成功することができたとお礼を述べました。
令和2年度黄城会総会への案内では、梶原泰宏実行委員長から、来年度の総会パンフレットを示して、写真の大楠が私たちを過去・現在・未来へと長年見守り続けてくれる存在であることから、「ever green 黄城の地で育まれた大楠を誇りに」のスローガンのもと実施する。「ever green」とは緑が絶えない、いつまでも衰えることがなく、いつまでも生き生きと、いつまでも青春といった想いを込めたと紹介して総会への参加をお願いしました。
総会後の懇親会は、高校47回の岡本一輝さん・森麻子さんの司会で開会となり、江里口支部長の知人である佐賀県ハーモニカ協会の土屋治人会長さんによる「高校三年生、私の城下町、夕焼け小焼け、柔、北国の春」の素晴らしいハーモニカ演奏を堪能してから高校5回の本村初麿さんの元気一杯の乾杯で開宴になりました。
懇親会終盤の佐賀支部恒例のチャリティ・ジャンケンゲームでは、各テーブルの勝者がステージに上がり、福岡から参加された江里口支部長と同窓の高校16回の吉武安子さんが優勝され、佐賀支部の運営資金にと寄付していただきました。ご本人は、「これで人生の運を全部使ってしまった」とあいさつしました。
続いて、お楽しみ抽選会では、支部総会冊子の表紙に印字してある数字と抽選で選ばれた番号を照合して続々と当選者が出て盛り上がりました。
最後に、高校47回の皆さんをソングリーダーにして、旧中、高女、新高の校歌を全員で高らかに斉唱し、高校47回の山口大輔さんの音頭で万歳を三唱してお開きとなりました。
(副会長 川副春海)